塩竈市立病院

2024年度 塩竈市立病院事業管理者の挨拶

平素より市立病院をご利用いただき、ありがとうございます。
私は2000年9月に外科部長として着任し、多くの手術を担当させていただきました。2017年に2代目の事業管理者に任命され、2018年からは第10代院長を兼任し、 病院経営の抜本的改善を進め、救急患者の積極的受入、在宅復帰を支援する地域包括ケア病床の拡充、在宅医療の充実、新型コロナウイルス感染症拡大への対応 など、様々な問題に取り組みました。

医療や介護を必要とする高齢者人口は、今後ますます増加し、塩竈市も例外ではありません。また2040年に向けて、働き手の確保が困難になっていくことが 予想されており、しっかりとした医療提供体制を整備しておくことは極めて重要です。今後再び起こりうる大規模災害や新興感染症に対して十分な役割を果たす ためにも、1959年(昭和34年)から1984年(昭和59年)にかけて建設された現施設では不十分と言わざるを得ません。そのような状況にあって、新病院建設の 延期が決定されましたことは、大変残念に思います。

市立病院は、仙台市内の大病院や、近隣の病院やクリニックとの医療連携にとどまらず、介護施設や地域包括支援センターなど行政との連携も一層強化して、 地域で暮らす皆様が住み慣れた街で安心して生活が送れますよう全力で対応させていただきます。
また本日から消化器内科の真野浩(まのゆたか)が第11代院長を努めます。私はこれからも事業管理者として、市立病院の方向性をしっかりと示してまいり ますので、ご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

2024年4月1日
塩竈市立病院事業管理者 福原賢治(東北医科薬科大学医学部臨床教授)

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